福島で開催された全日本中学校陸上競技選手権大会で、8月19日に女子四種競技でkids卒業組の泉谷真那選手(塚沢)が6位、翌20日に男子4☓100mRで同じく卒業組の勅使川原海斗選手(豊岡)が3位に、女子100mハードルでjuniorから所属の梅澤杏茉選手(群馬中央)が4位に入賞しました。
泉谷選手は、小学生時代は欲のない競技スタイルが印象的で、コンバインドAでは1位と4点差で全国に行けず、冬場は長距離で淡々と先頭を走り、ポテンシャルを大事に閉まっていような選手でした。中学校でWinds2代目委員長の岡部先生から4種目できるポテンシャルを引き出してもらい、通信大会での記録では全国2位と力をつけ、全中の最終種目の200mでは前半から鬼気迫る走りで、後半は意地で入賞を果たしました。
勅使川原海斗選手は、全国小学生の混合リレーにチームのキャプテンとして出場しました。大会後に高崎駅へ到着した頃、突然泣き出し、普段は笑顔だけど、大変なことにも頑張り切る選手であると感じられ、将来を期待していました。もともと力強いピッチ力で、県大会では10秒台をマーク。全中リレー予選をトップ通過、日本一を目の前で逃しましたが、いろいろな意味で号泣し、次のステージも期待させてくれました。
梅澤杏茉選手は、中学生からWindsに所属し、1年生は成田委員長に基本と動きづくりを叩き込んでもらい、成田委員長異動後は、行動力のある若い先生の熱意を持った指導に応えて、着実に成長しました。全中決勝では、日本中学新記録が出るハイレベルなレースでも物怖じせず、スタート好反応で1レーンから掻き回し、力を出し切っての13秒台は、応援する者を興奮させてくれました。
他にも全中にはkids卒業生、junior在籍者が出場しており、Windsのkids、そしてjuniorと高校陸上までの道筋が、少し太くなってきたと感じられる選手の活躍でした。
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