インターハイへの道2022

6月17日から20日までの間、栃木県のカンセキスタジアムにおいて開催された関東高校陸上競技大会に、群馬県高校総体を勝ち抜いたWinds卒業生達が参加し、インターハイ出場権を獲得したのは3人でした。

女子400m3位の柴山菜乃実選手（高崎商3年）は、積極的なレース展開で、後半を持ち前の強い気持ちで、走り切りました。昨年、肉離れに苦しんだ分、羽ばたく今シーズン。小学生の時はリレーで、中学生は100mで、そして高校は400mで、全国大会に出場という快挙に結びつけました。

男子400m4位の米倉拓選手（樹徳2年）は、予選での走りは、47秒台を予感させる走りでした。元々、速い選手ですが、強さが噛み合わないところがありました。高校での指導で、人間的に成長し、強さを兼ね備えてきたと実感する400mでしたので、インターハイでの一発を期待したくなります。

女子400mハードル5位の山口萌乃選手（新島学園3年）は、素晴らしい環境と指導のもと、高校2年からハードルに取り組んでの結果でした。

小学生は、前述の柴山選手とリレーで全国に進むも、中学生では200mで県での入賞がやっと。両親の血が、ハードルへのトランスファーで、見事に覚醒しました。

一方、3人のようにはいかなかった高校3年生もいます。

昨年、この大会のブログで紹介した佐々木彌選手（健大高崎3年）は、昨年、4☓400mリレー8位でインターハイへの道を閉ざされ、今年は、チームのエースとなり、4☓100mリレーで関東に乗り込みましたが、予選落ちでした。中学生の時、県総体で入賞すらできなかった選手が、2年連続で関東の舞台に立てたこと自体が、素晴らしいことなのかもしれません。

今年のインターハイは、とても熱くなりそうです。